『UTURU』

撮影・録音・編集 / 今野裕一郎
被写体・音楽 / 松本一哉
[2021年 / 日本 / 48分 / HDV / カラー]

作品紹介
音楽家の松本一哉は、8年かけて制作してきた音源を完成させるため、流氷を目指して旅に出た。自然を相手に、たった一人で録音と演奏を重ねる松本に、友人でもある監督が同行。世界自然遺産の知床で、新たな音を探し、二人で旅を続ける。目の前にある世界。そこにはいつも音が存在している。北海道で全編ロケ撮影を行い、人間と自然の間にある、何かを想像する生き物の記録。タイトルはアイヌ語で「その間」という意味。

監督のことば
音楽家の松本さんは自分の作業場に他人を入れない強い意志を持ってました。自然相手の録音は繊細で、人が近くにいると気配をマイクが拾ってしまう。彼自身も繊細な人です。そんな彼から新しい音源完成のため流氷の音を録りにいくので撮影してほしいと頼まれました。驚きと共に嬉しい誘いでした。知床での撮影は過酷でしたが、豊かな素晴らしい日々を過ごし、わからない、捉えられないものと対峙することが自分たちにとっての表現だと強く感じることができました。そんな生き物たちの記録です。

今野裕一郎
1981年生まれ。大学在学中に映画監督の佐藤真氏に師事してドキュメンタリー映画制作から表現を始める。2015年に映画『Hello,supernova』がドイツで開催されたNippon Connectionに招待され、2019年に映画『グッドバイ』がポレポレ東中野で公開された。2021年に映画『UTURU』が東京ドキュメンタリー映画祭2021の短編コンペティション部門に選出。バストリオというユニットを主宰し、パフォーミングアーツやインスタレーション作品を日本各地で発表しており、小中学生を対象とした「こどもえんげき部」という教育活動に携わるなどボーダーレスな活動を行なっている。https://busstrio.com


『UTURU』上映ツアー [今野裕一郎+松本一哉]

「Pulse」展の会期中、今野裕一郎と松本一哉がドキュメンタリーフィルム『UTURU』の上映ツアーを開催。
作品上映のほか、松本のライブパフォーマンスやトークも行います。(ツアー詳細はこちら

奈良会場
2021年12月4(土) 開場18:30 / 開演19:00
『UTURU』上映
ライブパフォーマンス:松本一哉
トーク:今野裕一郎+松本一哉

会場:奈良 maru room
 https://hanamaru-nara.art/
〒630-8114 奈良県奈良市芝辻町2丁目6−14

料金:前売り 2,000円 / 当日 2,500円 定員:10名
予約受付:horhythm18@gmail.com

[ツアー日程]

12/4(土) 奈良 maru room
12/5(日) 神戸元町 Space eauuu
12/6(月) 和歌山 cotowa
12/9(木) 淡路島 NeKi 額縁と珈琲
12/10(金) 兵庫加西市 Void / w.トークゲスト 伊藤大悟
12/11(土) 大阪 PORT / w.ライブゲスト米子匡司
12/12(日) 奈良 OMO屋
12/17(金) 京都 る
12/18(土) 大阪FLAT space  (gallery yolcha 隣接)

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